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2014年12月26日金曜日

[学生レポート④]学生地域活動交流キャンプ(1日目)*D会場トークセッション〜活動報告【 テーマ:交流・拠点・被災地支援】*

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「学生地域活動交流キャンプ in 琵琶湖」 会場レポート② by 学生レポーター
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。∴ 。R e p o r t: D 会 場 。∴ 。

 丨「先輩に聞く!」OBOGトークセッション      ゲスト:盛 千嘉さん(明山窯 Ogama)〈 発信拠点 〉 

コメンテーター 人間文化学部・近江楽座座長 印南 比呂志 先生


滋賀県甲賀市信楽町に位置する明山窯Ogamaに勤務されている盛千嘉さんのトークセッションについての報告です。
 
 








盛さんは、学生時代に信楽にあるOgamaの改修工事に参加し、信楽やOgamaの将来性に興味を持ち、信楽に移住。そこで、卒業論文の調査をしながら明山窯でアルバイトを始めたことがきっかけで明山窯に就職することになったそうです。 

 








 明山窯は1622年創業の歴史ある窯元ですが、その施設の一つであるOgamaを、近江楽座 信楽人(しがらきびと)が中心となり、2010年〜2014年にかけ整備・改修し、役目を終えた窯を、新たに"人が集まる場所”として、リニューアルしました。現在では、一階でカフェや展示、二階でショップ、使われなくなった登り窯でイベントが行われています。



  「発信拠点」という今回のテーマには、「陶あるくらし、文化の豊かさを伝える」という信楽焼”が、人々に、より広がることで、人々のくらしが豊かになるという意味が込められていて、Ogamaでは「ギャラリー展示」や「ウェブショップ」、「陶芸教室」を開くなどして信楽焼の魅力を伝えておられます。


また、盛さんは地域活動や卒業論文の制作などで信楽の地域に深くかかわったことで得たものが様々あり、特に論文を書くときは20社ほどの窯元を訪問し、そのときに信楽の空気を感じ人々を知ることができたそうです。その経験をとおして、信楽について深く考えることができ、信楽窯元散策路の輪や作家のコミュニティの状況を知ることを知ることもでき、今につながっているそうです。




 このように、学生時代に信楽に地域にふれ、現在でも信楽で仕事を続ける盛さんは、同じように地域活動をしている私達学生に、「近江楽座などの地域活動で地域とのきっかけをつかんでほしい。」とおっしゃっていました。
 

 地域での活動は地域に貢献することで必ず私たちに帰ってくるものがある。そして、それは自分の将来につながるかもしれないのだということが分かり、ますます近江楽座の活動への思いが強まった気がします。盛さん、ありがとうございました!
                
       (記:近江楽座学生委員会 人間文化学部 古長美蘭)




D会場 報告会*テーマ「交流・拠点・被災地支援」*

 D会場の活動報告会は、"交流・拠点・被災地支援”というテーマで行われました! 
今回は近江楽座発表者だけでなく他県の大学からも学生や教職員の皆さん、楽座OBOGの方がたくさんきていただいて、会場には30名ほど集まりました。印南先生に引き続きコメンテーターをしていただきました。

 報告発表の様子をお伝えしていきます。

 最初に東日本大震災における被災地の復興支援を行うために活動している団体である、未来看護塾田の浦ファンクラブ学生サポートチーム木興プロジェクトの発表がありました。震災が起こってから三年目ということで、いつまで活動を継続する のかという課題のなか活動されています。チームに対しては、”イベントをやることよりも人との心のつながりを作ることが大切である”という内容のコメント 等がなされました。

1.未来看護塾



2.田の浦ファンクラブ学生サポートチーム
 









3.木興プロジェクト










 
次は、信・楽・人の発表です。 

4.信・楽・人−shigaraki field gallery project−

 
  
今年は新しくボランティアサークルHarmonyとのコラボレーションで『陶芸体験』を行ったそうです。楽座同士のコラボレーションなので、すごく気になりました!


奈良県立大学からは、「しあわせの王寺計画」観光ルート班イベント班 の発表。はじめて知る活動ということもあり、すべてが新鮮でとても興味深かったです。発表を聞いて、学生らしい柔軟で奇抜なアイディアを使って計画を進めることが大切さを学びました! 

5.高津専門ゼミ「しあわせの王寺計画」観光ルート班(奈良県立大学)

 

6.高津専門ゼミ「しあわせの王寺計画」イベント班(奈良県立大学)
 








続いて、かみおかべ古民活用計画−SLEEPING BEAUTY−の発表です。

 7.かみおかべ古民家活用計画−SLEEPING BEAUTY−
 








質疑応答の時間では、他大学の先生から「どのようにして活動が始まったのか」という質問があり、それに対して発表されていたメンバーにかわり、会場に来られていた元代表のOGさんが答えられる場面もあって印象的でした!

 参加したそれぞれの大学にとって得ることの多い報告会となっていればいいですね♪
    
  ( 記:近江楽座学生委員会 環境科学部 牧澤 茜 )
   
  
  ⇒夜なべ談義(荒神山自然の家)&
  オプション企画(オプション企画)レポートへ続く・・・
 

 

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