8月12日(火)福井大学から、
建築建設工学科の学生さん7名と先生1名が
近江楽座の活動の視察に来られました。
今回お越しくださった福井大学の皆さんは
これから空き家活用のプロジェクトを進めようとしておられます。
そこで先進事例として、空き家を活用した活動を行っている
近江楽座プロジェクトの視察に来られました。
空き民家を活用した活動事例の見学ということで、かみおかべ古民家活用計画-SLEEPING BEAUTY-と、とよさと快蔵プロジェクトの2チームへ依頼し現地視察に伺いました。
午前中は、彦根市上岡部町に位置する
一件の古民家を拠点に活動しているかみおかべ古民家活用計画-SLEEPING BEAUTY-を見学しました。今年で活動継続2年目を向かえるチームで、家屋の改修に加えて、地域行事への参加、“食事会”や子ども向けの”図工教室”といったイベントの企画開催を通して、地域の方々との交流を深めています。代表の石森さんに案内していただきました。
△上岡部を案内するチーム代表の石森さん(右)。
△かみおかべ古民家活用計画SBの中へ。一部屋ずつ案内してもらいました。
福井大学の皆さんから「どのように改修を進めてきたのか」等の質問がありました。
上岡部の見学後は、豊郷町へ向かい昼休憩へ。
老舗蔵元「岡村本家」さんの酒蔵カフェ「豊郷発酵倉」で昼食をとりました。
もともとは精米蔵だったところを改装して作られた素敵なカフェです。
△おいしいランチとともに、福井大学と近江楽座の学生と交流を深める時間となりました。
午後からは、とよさと快蔵プロジェクト の活動を見学しました。NPO法人とよさとまちづくり委員会と協働し、様々な空き家活用の可能性を、実践を通して見いだす活動をしています。今年で活動継続10年目をむかえ、これまでに改修した物件は10件にのぼります。今回は、学生たちによって改修された物件の中から、イベントスペース「満ち家」、学生シェアハウス兼コミュニティスペース、Barタルタルーガなどの4カ所を見学しました。
△チーム代表吉田さんによる、仏間を活用した活動紹介のプレゼンテーションの様子です。
△学生シェアハウス兼コミュニティースペースになっている“恭やん邸”では、
NPOとよさとまちづくり委員会の方といつもコミュニティースペースで活動されている
ご近所の方々が集まって出迎えてくださいました。
それぞれの活動場所では、質問が次々と飛び交い、これからの活動に活かせることがないか、積極的に学び取ろうとする姿に、私達も刺激を受けました*
これからプロジェクトを進めていかれるなかで、またこのような交流の場を持って互いに切磋琢磨できるような機会があると素晴らしいと思います!
この度は遠方から、お越し下さりありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いいたします。