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「学生地域活動交流キャンプ in 琵琶湖」 会場レポート② by 学生レポーター
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。∴ 。R e p o r t: B 会 場 。∴ 。
丨「先輩に聞く!」OBOGトークセッション ゲスト:山形 蓮さん 〈 地域を紡ぐ 〉
● コメンテーター 地域共生センター・本学助教 上田 洋平先生今回B会場で話しを伺ったのは、滋賀県立大学 人間文化学部 地域文化学科 11期生の山形蓮さん。 山形さんは滋賀県旧志賀町出身で、滋賀県のことを愛してやまないそう。
一回生より四年間、高島市朽木地域で楽座「くつきチーム」の代表を勤め、地域での聞き取り調査による地域文化の発掘活動を行なっていた。やがて活動継続が困難となってきた頃、東日本大震災に直面し、地域のために何かをしなければと五感で感じ、南三陸町でのボランティア活動を始める。
活動を進めて行く中で、滋賀と現地の長距離を往復する活動の大変さや、自分の地域で生活し、他地域でボランティア活動をすることに違和感を覚え、活動にけじめをつける。その後、政所茶レン茶゛ーと出会い、滋賀県東近江市政所町にて、昔ながらの茶畑と民家が並ぶ姿に惹きこまれ、2014年には、東近江市の地域おこし協力隊員となった。
現在は「政所茶レン茶゛ー」の社会人メンバーの一人として、茶栽培の技術を地域の方から学びながら”茶摘みイベントの開催”、”茶商品の企画”などを通して、東近江市の振興に携わっている。
近江楽座が自身の原点だと語る山形さん。くつきチームでの活動継続や、ボランティアすることの意義など、いろいろ悩んだことが地域での仕事につながっているそうだ。
「地域の中で得た最も大きな学びは、まず人の話をしっかりと聞くこと。ただひたすら、教えてほしいという思いを伝え、話を沢山聞いて、自分にできることを見つけるのが、地域に溶け込むうえで重要なことだと思います。
また、ボランティア活動のメンバーをまとめるうえで重要なことは『適材適所』、それぞれ自分の特技を活かせるように、そこに役割を持ち、リーダーが仕事を割り振ることが鍵となってきます。そこから、それぞれのメンバーが活動の意義を見つけ出してほしい。」
近江楽座の"かみおかべ古民活用計画SB”で活動している自身にとっても、
先輩からのアドバイスは、今後活動していく上でとても勉強になった。
(記:近江楽座学生委員会 環境科学部 外山涼介)
丨B会場 報告会 *テーマ「地域資源活用」*
B会場のテーマは「地域資源活用」です。発表チームは次の7チームです。
1 . 三階蔵部
2 . 男鬼楽座
3 . とよさらだプロジェクト
4 . COME☆RISH それいけ!大野見エコ米
〜No Rice, No Life〜(高知県立大学)
5 . スチューデント・キュレイターズ
6 . 麻生ゼミ斑鳩班
「斑鳩ゆかしかるプロジェクト2013」(奈良県立大学)
7 .おとくらプロジェクト
活動報告会は緊張した空気の中で始まりました。
発表後の質疑応答の時間、お互いに遠慮の気持ちがあるのか会場からの質問は、なかなか出ませんでしたが、コメンテーターの上田先生や山形さんのコメントが各チームに対してありました。
ほとんど知らない地域で活動している学生同士が互いに情報交換できる貴重な報告会だったので、もっと質問が投げ交わされるとよかったですが、今後複数の大学の地域活動プロジェクトを招いて活動報告会を行うならば、先に、アイスブレイクする時間を設けたほうが、より密な時間を得られるのではないかと思いました。
活動報告会も半ばを過ぎたころには、緊張もほぐれてきたのか質疑応答も増えてきました。その中で出てきた質問をひとつ紹介します。その質問は高知県立大学の「COME☆RISH それいけ!大野見エコ米〜No Rice,No Life〜」の発表に対する内容です。
この活動では、大野見で作られているエコ米をブランド化して売り出すことを目的とし、レシピを考案して配布したり、定食屋を行ったりしています。
会場からの質問の内容は、「活動に参加するメンバーはどのようなことを学ばれているのか、専攻している人たちなのですか?」といったものでした。
「“栄養”を学ぶ学生で構成されています。」というメンバーの方の回答から、話題もひろがりました。
様々な学部学科の学生が集まっていることが特色である近江楽座ですが、大学よっては、それぞれに、メリットもあれば、デメリットもあります。せっかくいろいろな大学が集まったので活動の違いについて、もっと話したいと思うところで、制限時間、活動報告会が終了しました。
(記:近江楽座学生委員会 人間文化学部 小川 大輔)
⇒ C会場レポートへ続く・・・
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